子供には関係ない

根気のないプロレタリアート。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

小説『震える舌』−媚びとサービス。物を書くこと−

※今どきの小説が苦手だ、などというとジジイ扱いを受けるだろうが、一応私はまだ二十代だ。ギリギリだけど。 そして、ほんとのジジイになったあとで「今どきのなんたらかんたら」などという話をしては、あまりにみじめであろうから今のうち、つまり、実年齢…

[感想文]キーファー・サザーランド監督『気まぐれな狂気』

「気まぐれな狂気」、……ってカッコよく言い過ぎだろ。「行き当たりばったりなおとぼけギャング」と言ったほうが当たっている。 彼らは〝気まぐれ〟というよりも単に、〝計画性がない〟だけであって、〝狂気〟じみているのではなく、〝知性に乏しい〟のである…